通常の窓の防音性能は、壁の約半分しかありません。
多くの騒音は窓を透過して、お部屋に入ってきています。
窓の防音だから、窓ガラスだけを「防音ガラス」にかえればいいと思うかもしれませんが、それは間違いです!
窓ガラスも大事ですが、同じように重要なのはサッシです。
騒音は、サッシの隙間から入り込めるのダ!
窓は、開け閉めがスムーズにできるようサッシに隙間が空いています。音は、そのような非常に狭い隙間から侵入してきます。
つまり、窓ガラスだけでなく、サッシの隙間も重要な防音ポイントということです!
窓の防音対策に有効なのは、「内窓」なのダ!
サッシを防音仕様のものに替えるとなると、床や壁の工事が必要になったりして、費用や日数などを考えると現実的ではありません。
そこで登場するのが、「内窓」!
いまあるサッシの内側に、もう一枚サッシをつけて二重サッシにするという方法です。
この方法なら、工事も簡単ですし、費用もリーズナブル。窓ガラスは、防音ガラス、複層ガラス、真空ガラス、防犯ガラスなど、お住まいの状況、お悩みに合わせて、選択することができます。
レンジャーが考える「内窓」のおすすめポイントはコチラ!
- 1. 高い防音性能
- 多くのお客様から静かになったと驚きの声をいただきました。
この“静けさ”は、文字でお伝えできないのですが、「内窓」の防音性能をぜひ体感ください! - 2. 防音以外にもメリットがたくさん
- 断熱・結露防止・防犯など、防音に加えて様々なメリットがあります。
- 3. 取り付け簡単
- 木造・コンクリート造などを問わず、今ある窓に合わせて作るオーダーメイドです。
取り付けは、1窓あたり約30分?1時間のスピード施工!
部屋の壁に穴を開ける必要もありません。 - 4. リーズナブル
- 既存窓の入れ替えに比べて、工事費用が大幅に安くすみます。
一箇所のみの工事でももちろんOKです。
なぜ「内窓」は、音が透過しにくいんダ?
左の図のように、「内窓」は窓の内側の木枠の部分に、もう一組のサッシと窓を取り付けるもので、外側にある窓より部品が密着できるよう工夫されています。
外からの騒音を防ぐことはもちろん、部屋の中から外に音が漏れにくくなり、内も外も音をシャットアウトしてくれます。
しかも、「内窓」は北海道などの北国の断熱目的で開発された物のため、断熱にもバツグンの効果を発揮します。 防音と同時に、結露対策、省エネにもなる優れものなのです。
防音対策を間違えると大変なのダ!
例えば、上階からの騒音と窓からの騒音にお悩みの場合を考えてみましょう。
本来なら、窓、壁、床、天井など、トータルな防音対策が必要です。
しかし、窓からの騒音のほうが気になるからといって、 窓のみに防音対策をすると、窓からの騒音がなくなった分、階上の足音がより響いて聞こえるようになる場合があります。
また、防犯ガラスや複層ガラスに交換すれば、防音効果も期待できる、と思っていませんか?
残念ながら、多くの場合ガラスの交換だけでは、ほとんど防音効果がありません。音はガラス以外の部分、特にサッシの隙間からお部屋に侵入してくるためです。
せっかくの防音対策、思ったような効果が発揮できない・・・なんてことがないように、レンジャーがアドバイスいたします!
防音対策はレンジャーが得意なのダ!(ワレワレにとっては強敵だ・・・)
防音対策するなら、まず、どの騒音が一番気になるのか、その騒音は「音の伝わり方」のどのタイプなのかを見極めてから検討しないといけません。
犬などの動物の鳴き声や、交通道路の騒音は、「空気を伝わる音」なので、窓への対策が有効ですが、「固体を通じて伝わる音」が関わってくる場合、屋根・壁・床・窓などをトータルに考えなければなりません。
防音のお悩みはぜひレンジャーにご相談ください。きっとお力になれると思います!
次は「防音マメ知識」
防音対策を考えるなら音について詳しく知ろう!
騒音は壁や屋根、地面からも侵入しますが、特に「窓」からの音の出入りが多い傾向にあります。そのため、窓を防音対策することは非常に効果的です。
ただし、以下のように高い遮音性を求める場合、窓だけの対策では十分でないかもしれません。
- 昼夜を問わずピアノを1日中弾きたい
- 室内で思い切りドラムを叩きたい
- 外の騒音をほとんど感じないほど静かな空間にしたい
このような場合は、室内に簡易的な防音ルームを設けたり、床や壁にも防音対策を施すことが必要です。
とはいえ、「空間はそのままに、今よりも外からの騒音を少しでも減らしたい」あるいは「音漏れを防ぎたい」というご要望であれば、窓のみの防音対策でも十分に効果が期待できますし、おすすめです。
ガラスの交換だけでは、防音効果を得るのは難しいです。音を遮るためには、窓全体を二重窓にするなどの対策が必要です。
窓の防音対策として「ガラスだけ」を交換するのは、効果が限定的です。理由は、騒音の多くがガラス自体ではなく、サッシのわずかな隙間から侵入しているためです。
窓はサッシとガラスの組み合わせで成り立っており、両方の防音性能を向上させることがポイントです。たしかに窓ガラスも音を伝えるため、ガラスの交換も一定の効果はありますが、サッシ窓の隙間対策こそがより重要になります。
サッシには、窓をスムーズに開閉するためのわずかな隙間が設けられていますが、特にアルミサッシの下部には戸車があり、ここが騒音の侵入経路となりがちです。
したがって、防音対策を考える際は、まずサッシの隙間を塞ぐことを優先し、その後でガラス交換について検討するのが効果的といえるでしょう。
サッシ枠の隙間対策が非常に重要です。窓をスムーズに開閉できるようにするため、サッシにはわずかな隙間が設けられています。この隙間が騒音の侵入経路となっているため、まずはここをしっかりと塞ぐ対策が必要になります。
サッシには、窓の開け閉めをスムーズにするため、わずかな隙間が設けられています。外から見る限りでは目立ちませんが、アルミサッシの下枠には戸車が組み込まれており、その部分が騒音の侵入経路となりやすいのです。
そのため、窓の防音対策を考える際には、まずガラスの交換を検討する前に、サッシの隙間対策を行うことが重要です。結論として、まずはサッシの隙間をしっかりと塞ぐことが、効果的な防音対策の第一歩といえます。
後付けタイプの二重窓(内窓)を設置するのがオススメです。既存の窓の内側に取り付けることで、手軽に防音効果を高められます。
サッシの隙間を防ぐ方法には、主に2つの選択肢があります。
1つ目は、現在のサッシを防音用の隙間が少ないタイプに交換する方法です。ただし、この方法では、既存のサッシを外す必要があるため、外壁までサッシ枠が入り込んでいる場合、取り外しは容易ではなく、工事に手間と費用がかかります。場合によっては外壁を切断する作業も必要になるため、2~3日の工期を要します。
2つ目は、既存のサッシはそのままにして、その内側(室内側)に後付けタイプの二重窓を設置する方法です。この方法であれば、1窓あたり1時間程度の簡単な工事で済みます。既存の窓を取り替える必要がないため、施工費も抑えられ、手軽に防音効果を高めることができます。
窓工房では、費用も抑えられ、手軽で防音効果も期待できるこの二重窓の設置をおすすめしています。
遮音性を向上させるためには、窓周りの対策が非常に効果的です。特に、後付けタイプの二重窓(内窓)を設置することで、既存の窓と新しい窓の間に空気層が生まれ、音が伝わりにくくなります。また、サッシの隙間を防ぐことでさらに音の侵入を抑えられ、室内の遮音性を大幅に高めることが可能です。
遮音性向上には、窓ガラスの交換やサッシの隙間対策を含む総合的な対策が効果的ですが、工事やコストを抑えたい場合には、後付けの二重窓がとてもおすすめです。
外部の騒音に悩む家庭にとって、内窓の設置は非常に効果的な対策となります。内窓と既存の窓の間にできる空気層が、音を伝えにくくし、騒音を大幅に軽減します。また、内窓の気密性が高まることで、外部からの音波の直接的な伝達も防げるため、交通量が多い道路沿いや鉄道近くの住宅でも、騒音が気にならない環境を作り出すことが可能です。これにより、静かで快適な住空間を手軽に実現できます。